800仏教

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900ETC

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200 日本

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800哲学

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100中国

中国の仏教

700哲学

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300インドの仏教

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No.03 旅の服装

No.03 旅の服装 2006/1/18(水) 日ごろスーツに馴染んでいる身にとって、旅の間、財布やパスポートをどのようにもって歩くかに頭に悩ます。今回のシルクロードの旅は大陸性の気候で昼間は40度を超え、明け方は20度以下になるということ。長袖のカジュアルなシ…

No.04 月の砂漠

No.04 月の砂漠 2006/1/18(水) タクラマカン砂漠はタリム盆地の大部分を占める。タリム盆地の北には天山山脈、南には崑崙山脈がそれぞれ東西に走る。天山山脈の南(砂漠の北)を通るシルクロードが天山南路(西域北路)、砂漠の南(崑崙山脈の北)を通るのが…

No.05 ブックロード

No.05 ブックロード 2006/1/18(水) 帰宅してから気がついた。西安(長安)は隋や唐の時代の首都であった。当然ながら、遣隋使や遣唐使の目的地でもあった。シルクロードにばかり関心がいっていて、すっかりそのことを忘れていた。西安市内には、興慶宮公園の…

No.06 駱駝(らくだ)

□No.06 駱駝(らくだ) 2006/1/19(木) 午後 3:12 --49 旅その他 歴史 facebookでシェア twitterでつぶやく イメージ 1 イメージ 1 駱駝(らくだ)は到る所にいた。旅の三日目、トルファンの高昌故城(こうしょうこじょう)で初めて間近に見ることができた。…

No.07 酒泉

No.07 酒泉 2006/1/20(金) 中国にとって二回目の有人宇宙船となる「神舟6号」は2005年の10月12日、酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。甘粛省に位置する酒泉(しゅせん)は、千年以上にわたり河西回廊(かせいかいろう)の中心として栄えたオアシス都…

25-03 葬式と仏教

25-03 葬式と仏教 今日の日本では葬式に仏教は欠かせない。お通夜と告別式、後の法事までほとんどが仏式で行われる。東アジアの仏教圏で葬式と仏教がこれだけ深く結びついたのはおそらく日本だけであろう。台湾や韓国では葬式は「道教」と結びついている。「…

No.08 夜光杯

□No.08 夜光杯 2006/1/29(日) 午前 2:15 今回の旅行の土産は出発前から「夜光杯」と決めていた。名前のかもし出す神秘性に惹かれたのだ。夜光杯はガラスで造られたワイングラスに似ている。透明なガラスに半透明の墨色の模様があり、遠目には濃い緑色にも見…

No.09 思わぬ出会い

□No.09 思わぬ出会い 2006/1/31(火) 旅の三日目はウルムチから敦煌への移動である。ウルムチの空港の待合室で搭乗を待っているところで思わぬ人に出会った。ウルムチは新疆ウイグル自治区の区都で、北天山の北麓、ジュンガル盆地の南縁に位置する内陸都市で…

関連Web

00-01 関連Webサイト 2006/3/7(火) 私の関心は飛鳥時代、聖徳太子、仏教です。ここで紹介するWEBサイトはこの関心に沿って集めたものです。それにしても広隆寺の公式サイトがないのが不思議です。 ■ 日本の博物館『奈良国立博物館』 http://www.narahaku.go.…

中国仏教1

00-02 中国仏教 1 2006/5/21(日) ◆はじめに 中国における仏教の歴史は大乗仏教が定着・成立する歴史でもあった。中国においては、大乗の仏教も小乗の仏教もいずれも釈迦が説いたものとされ、大乗に対する偏見・差別がなかった。また、大乗の「空」が老荘の「…

中国仏教2

00-03 中国仏教 2 2006/6/25(日) ■ はじめに 中国への仏教の伝来にあたっては、紀元二世紀以降、一挙に伝来することになった。インドでの仏教の展開の事情は伝わらず、大乗・小乗の仏典が同時に伝わり、そのため、中国では仏教を受容する上でいくつかの困難…

仏教史の再構成

00-04 「仏教史の再構成」の試みとは 2006/11/17(金) ■ はじめに 『仏教の歴史散策』のテーマは仏教の歴史の見直しの提案の試みである。インド伝来の仏教が中国で変容しつつ定着した、というのがこれまでの捉え方であろう。どうやら、「大乗仏教は中国におい…

天台から

00-05 天台へ! そして天台から! 2006/11/27(月) 午前 10:25 000 はじめに 歴史 facebookでシェア twitterでつぶやく ■ はじめに 先ほど、標題の一言メッセージを「天台へ! そして天台から!」と書き替えた。ようやく、書きたいことが見えてきた。最初の「…

三国伝来の再考

00-06 「三国伝来」の再考 2007/5/2(水) 午後 3:50 000 はじめに 歴史 facebookでシェア twitterでつぶやく 仏教の歴史において、インドの仏教をどのように位置づけるかについて見直しが必要となってきている。仏教はインドで釈迦によって始められた。しかし…

構想メモⅠ

00-07 構想メモⅠ(インド) 2007/5/4(金) 午前 5:27 000 はじめに 歴史 facebookでシェア twitterでつぶやく 「散策」という程度のつもりであったが、仏教史の見直しの提言というところまで関心がすすんでしまった。メモは、インド、中国、日本と三つに分け…

構想メモⅡ

00-08 構想メモⅡ(中国) 2007/5/8(火) ■ 中国史01.五胡十六国の時代を混乱の時代とのみ捉えるのは大きな間違いである。漢人の江南への移住により江南の稲作農業は大きくすすんだ。02.五胡十六国のうち、次の国々が重要である。03.前秦は北部の統一にほぼ成…

構想メモⅢ

00-09 構想メモⅢ(日本) 2007/5/8(火) ■ 最澄の天台宗01.中国における「天台」と最澄の「天台」の登場の意味はパラレルに考える必要がある。南都六宗の奈良時代を仏教の移入期とすれば中国での魏晋南北朝時代に匹敵する時代であるといえる。天台智顗も最澄…

00-10 構想メモⅣ

00-10 構想メモⅣ(このブログの意図) 2007/5/8(火) ■ BLOGの意図 01.インドの仏教史が中国の仏教史の展開の先取りであった、というこれまでの説に対する疑問の提起がこのブログの出発点である。02.また、インドにおいては、そもそも大乗仏教の教団が存在し…

構想メモⅣ

00-10 構想メモⅣ(このブログの意図) 2007/5/8(火) 午前 10:48 000 はじめに 歴史 facebookでシェア twitterでつぶやく ■ BLOGの意図 01.インドの仏教史が中国の仏教史の展開の先取りであった、というこれまでの説に対する疑問の提起がこのブログの出発点で…

法華懺法

法華懴法 公開しない 2007/6/4(月) 午前 7:23 500『新視点の仏教史』から 歴史 法華懴法(新漢字) 法華懴法 先 総礼伽陀我此道場如帝珠 十方三宝影現中我身影現三宝前 頭面摂足帰命礼 次 総礼三宝一心敬礼 十方一切常住仏一心敬礼 十方一切常住法一心敬礼 …

日本の弥勒信仰

日本の弥勒信仰 2007/5/11(金) ■弥勒菩薩 (みろくぼさつ)■ 十三仏の六七日導師。半跏思惟像(はんかしゆいぞう)の弥勒菩薩が有名です 。五仏の付いている冠をかぶったり、手に宝塔を持っている姿が一般的です。 サンスクリット語でマイトレーヤといい、慈悲…

智顗

慧文 慧思 智顗 湛然 2007/5/15(火) 午前 9:23 500『新視点の仏教史』から 歴史 ■ 慧文(北斉)生没年、生地ともに不明。 龍樹の『中論』によって、一心三観の理を悟った。 ※『中論觀四諦品第二十四』(龍樹撰述・鳩摩羅什訳) 衆因縁生法 我説即是無 亦爲是…

大乗戒の果たした役割

大乗戒の果たした役割 2007/5/22(火) 最澄は、中国ででき上がった天台宗というものをただ輸入しただけではない。戒律の問題が深く関わっている。普通、われわれが接近しやすい戒律に関する仏典に『四分律』がある。『四分律』には、出家僧の比丘の守るべき戒…