200-25-25

25-25 博物館の写真撮影

2006/4/9(日)


 博物館で写真撮影ができるとは思っていなかった。ところが、先日韓国の国立中央博物館では写真撮影ができた。そこで、上野の国立東京博物館も調べてみたらできそうである。本館で職員の方に尋ねたら、原則としては自由である、と考えているとのことであった。

 陳列物の中には個人所有のものなど他から借りているものがある。そういうものについては撮影を禁止しているとのことである。借り物が多い場合はそのフロア全体を禁止、特別展も禁止ということで、実際には制限が多くなっている、と恐縮されていた。もちろん、フラッシュ、三脚・一脚の使用は禁止である。

 オリエント館のガンダーラ仏の写真が撮りたかった。館内は比較的明るく、空いてもいたので専念できた。韓国でも試みたように、2秒後に作動するようにタイマーをセットする。シャッターを押して2秒後に撮影。シャッタースピードは、30分の1以下。何とか写るものである。

 法隆寺宝物館でも撮影できた。ただし、天寿国繍帳と聖徳太子像は禁止である。献納金銅仏(四十八体仏)がひとつの部屋に陳列されている。すべてがガラスケースの中に納められている。ここも写真撮影ができる。しかし、あまりにも暗い。宝冠が三つの部分に分けられているのは、白鳳仏の特徴だという。白鳳仏らしきものを、いくつか移してみたがやはりカメラブレは避けられない。