No.17 野鳥が少ない?

No.17 野鳥が少ない?

2006/4/25(火)


 今年の冬は万両の赤い実が鈴なりのようになった。このような豊作?は私にとってもはじめての経験である。その赤い実がいまだにそのまま残っている。万両の実は、鳥に食べられて、遠くまで運ばれ繁殖する。今年は、鳥が食べていないようである。

 今年の冬は、雪が多かった。岐阜のこの辺りでは珍しいことなのだが何日も畑の雪が溶けないこともあった。そんなときには、玄関先にお米を播くようにした。3日も4日も餌をとることができないと、雀は凍死をすることがある。したがって雪が降ると餌を播くようにしているのである。

 雀は次第に多く集まるようになってきたが、雀以外の鳥を見ることは少なかった。鳩がときどき訪れるだけであった。柿も豊作であったから、ムクドリなどは餌に不自由していないのかと思っていた。ところが、ラジオで専門家の話を聞くことがあった。一ヶ月ぐらい前のことであったが・・・

 今年は全国的に野鳥の数が少ない、しかも渡り鳥の場合、若い鳥が少ないということであった。北方の営巣地でなにかあったのではないか、との話であった。万両の実はその後も減ることはない。皆さんの所ではいかがですか。