43-06 5000km

43-06 5000km

2006/1/31(火)


 今回の旅の飛行や移動の距離をもう少し正確に求める方法を探してみた。これまでの文中で用いた距離は、飛行時間を基にした概算に過ぎない。インターネットを探してみるとあった。
 http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/bl2stf.html

 出発点と到着点の緯度と経度を入力すると二点間の距離がたちどころに計算される。経由地の緯度と経度はというと、これもネットで探すことができる。計算の結果は下記のとおりとなった。

<往路>
1)成  田~西  安:2,978km
2)西  安~ウルムチ:2,071km
 合計5,049kmである。

<帰路>
1)ウルムチ~敦  煌: 714km
2)敦  煌~西  安:1,363km
3)成  田~西  安:2,978km
 合計5,055km

 成田からウルムチまで約5000km。ウルムチは新疆ウィグル自治区の区都。天山山脈の中央付近の北麓にある。人口220万人の大都市。ウィグルの空港は新疆ウィグル自治区ハブ空港となっている。

 西安から敦煌までの距離に驚いた。1400kmである。西安(かつての長安)はシルクロードの出発点である。敦煌はまだ西域の入り口にすぎない。法顕は399年3月頃に長安を出発。敦煌に着いたのは翌年の8月頃である。

 2月にミャンマービルマ)に行ってきた。タイのバンコク経由である。バンコクまでの飛行時間は5時間。少しばかり体重が多くなっているこの身には少し辛い時間である。今回は中国への旅なんだからミャンマーよりはかなり近いと勝手に思っていた。しかし、ミャンマーの首都ヤンゴンまでの距離も約5000kmだった。中国は広大である。

 計算に用いた各地の経度、緯度は次の通りである。
成  田:東経140゜19'、北緯35゜46'、西  安:東経107゜45'、北緯33゜42'
ウルムチ:東経087゜35'、北緯43゜46'、敦  煌:東経094゜41'、北緯40゜07'
ヤンゴン:東経096゜10'、北緯16゜49'

 世界の主な都市と緯度の一覧表もある。
 http://www02.so-net.ne.jp/~fland/fla/mapdata/lalo_ws.html